パンデミック後の学習習慣の変化、大学生の35%がAIツールを活用

By koki suzuki
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パンデミック後の学習習慣の変化、大学生の35%がAIツールを活用

◇◆◇ 記事の要点 ◇◆◇

  1. パンデミックとAI活用の変化
  2. 学生と講師がAIを活用しているかの調査結果
  3. 教育現場でのAIへの期待

今回は、COVID-19パンデミックが教育に与えた影響と、学生がAIツールを活用して学習の手助けをしているというトレンドについてご紹介したいと思います。

パンデミックと学習機会の損失

COVID-19のパンデミックは、多くの学生の教育に大きな支障をきたし、学習の中断や、変動に対応する必要がありました。これにより、「学習損失」と呼ばれる問題が浮上しました。学生たちは、このギャップを埋めるために新しいツール、特に生成型AIを活用し始めています。

McGraw Hillと、Morning Consultが共同で行った調査によると、500人の大学生と200人の大学講師にインタビューを行い、学習習慣、メンタルヘルスなどについての情報を収集しました。その結果、1/5の学生がパンデミックに関連する学習損失のために学業に苦労しており、34%の講師が多くの学生が学習損失に苦労していると推定しています。

知識のギャップを埋めるために増えたAIツールの活用

学習をサポートし、学習損失に対応し、知識のギャップを埋めるために、学生はオンラインツールとソーシャルメディアを活用しています。
McGraw HillのCEOであるSimon Allen氏は、学生と教育者が直面している多くの課題にもかかわらず、現代の学習技術が将来の成功への学生の独自の道をサポートできると述べています。

調査によれば、学生の5人のうち4人がソーシャルメディアやChatGPTなどのAIツールを使ってクラスに関連するコンテンツを学習しています。特に、35%の学生がChatGPTや他のAIチャットボットを学業の手助けに活用しています。

生成型AIは、使用する際の不正行為や誤情報、正確性などのリスクがありますが、この結果から、学生と講師の大多数は、AIが学習方法を改善し、負の影響よりも大きな影響を持つと考えていると推察できます。

まとめ

パンデミック後の学習の課題に対処するために、学生たちはAIツールを積極的に活用しています。生成型AIは学習において重要な役割を果たし、将来の教育においてもさらに進化していくことが期待されています。 AI技術の進化に注目し、学習をサポートする新たな方法を模索しましょう。

参考:https://www.zdnet.com/article/35-of-college-students-are-using-ai-tools-to-help-them-with-their-studies/