教育機関向けAI大規模言語モデルをアメリカのベンチャーが開発
By koki suzuki
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◇◆◇ 記事の要点 ◇◆◇
- Merlyn Mindは、指定学術コンテンツに基づく、教育業界専用のAI言語モデルを開発。
- AI言語モデルは、地元コンテンツ、有効性、プライバシー、安全性、効率性の原則に基づき、教室で使用されている。
- Merlyn Mindはこの新技術が教育の進行を変え、他の分野にも適用可能と考えている。
AIを活用したクラスルーム向けデジタルアシスタントを専門とするMerlyn Mindは、教育業界専用に設計された大規模言語モデル(LLM)を発表しました。
インターネット全体からデータを引き出す従来のAIモデルとは異なり、MerlynのLLMはユーザーまたは機関が指定した学術的なコンテンツに基づいて作成されているといいます。生徒と教師に対して、カリキュラムに沿った内容、かつ年齢に適した信頼性のあるAI体験を提供することを目指しています。
プラットフォームの主要な原則は、地元のコンテンツであること、有効性、プライバシー/安全性、効率性4つの点です。既に多くの教室で使用されているというMerlyn MindのAIアシスタントも、この新しいプラットフォームによって動くようになる予定だと言います。
同社は、この技術により教育と学習の方法が変革することを望んでおり、今後はこのLLMプラットフォームを教育業界だけでなくヘルスケアや金融などの他の機密性の高いセクターにも適用する計画を持っているといいます。
参考:
https://venturebeat.com/ai/merlyn-mind-launches-education-focused-llms-classroom-integration-generative-ai/
https://www.forbes.com/sites/johanmoreno/2023/06/26/chatgpt-for-schools-merlyn-mind-launches-education-specific-llm/?sh=7408a9e17b32